紅茶、日本茶、中国茶、ハーブティの種類と茶葉、おいしい淹れ方についてご紹介しています。

紅茶の茶葉にはグレードがあり、種類もさまざま。

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紅茶の種類と茶葉について

紅茶の歴史はその起源が中国にあります。

当初は烏龍茶を採取する木から、紅茶の葉も採取していたようです。産業革命を経て、紅茶はイギリスやインド、セイロンなどで栽培されるようになり、お金を稼ぐ重要な輸出品になって広がっていきます。植民地時代など、遠い過去のように思えても、現在の紅茶はそういう歴史を背景に抱えており、紅茶の大別の仕方は、その産地に基づくものとする見方も含まれています。

(1)茶葉の原産地で系統的に大別する

インド、中国、スリランカなどが一般的。インドネシアやバングラディシュなどでも生産されています。

(2)茶葉が収穫された「地域」で大別する

ダージリンやアッサム、キーマンといった茶園のある地域によって分類する方法です。ちなみにダージリンはインドの地域の名前です。

(3)茶葉のグレードで大別する

セイロン紅茶など、日本においては地域名で紅茶を呼ぶことが多いですが、茶葉のグレードで紅茶を分ける考え方が、ここ最近の主流になってきています。つまり、どこでとれた紅茶かということではなく茶葉の形や大きさで分類する考え方です。 日本において、「リプトンの紅茶」とか「日東紅茶」というブランド名でざくっとした考え方で紅茶が飲まれた時代が長らくありましたが、日本における紅茶文化の成熟とともに、輸入される茶葉の種類も増え、茶葉の抽出時間で茶葉を分類する=グレードで分類するという概念が出てきました。

グレードの詳細について

分類の仕方はこのようになっています

大きな葉は抽出時間が長くなります。小さな茶葉ではそれほど時間は掛かりません。それらを考慮せずに一緒に蒸らしてしまうと、小さな茶葉の持つ味が優先されてしまい、大きな茶葉の味は抽出し切れないというデメリットが出てきます。

そのために、茶葉の大きさや形によって、グレードわけしましょうとなったんですね。 オレンジペコやペコ、スーチョンなどといった名称で分けられます。加工された茶葉については、そのままの葉のサイズの物はフルリーフと呼ばれます。小さくカットされた茶葉はブロークン。粉末状のものをダストと分類します。(D、粉状のもの)などに分けます。

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オレンジペコ:一番大きいサイズの茶葉
フラワリー・オレンジペコ:オレンジペコにほぼ近いサイズの茶葉のうち、芯芽や若葉が多く含まれるもの。
ブロークン・オレンジペコ:オレンジペコの茶葉を細かく砕いたもの
ペコ:ブロークンペコよりやや大きく、オレンジペコやフラワーオレンジペコより小さい茶葉
フラワリー・ペコ:ペコのうち、芯芽を多く含むもの
ブロークン・オレンジペコ・ファニングス:ブロークンオレンジペコよりさらに細かくなった茶葉
ダスト:一番細かく粉状になった茶葉

■産地で呼ばれる紅茶の名前

●インド

インドは現在、紅茶の生産量世界一の国です。ダージリンは、誰でも聞いたことがある名前だと思います。世界3大銘茶のひとつです。意外なことに、インド北部の標高2000メートルのヒマラヤ山麓にある地域がダージリンです。知ってましたか? 飲みやすく上品な香りと風味を持ち、紅茶のシャンパンとも言われています。 アッサム地方も、紅茶の産地として有名です。世界最大の紅茶の産地です。芳醇な香りが立ち、濃厚な味を持つために、ミルクティーなどでよく使用されています。 ニルギリはあまり聞かないかもしれませんが、インドにおいてはダージリン、アッサムと並んで、一大紅茶産地です。

●スリランカ

スリランカは、紅茶の生産量が世界第2位の国です。 ウヴァという地方があります。世界三大銘茶のひとつです。こちらも山岳地帯で、そこでとれる茶葉で紅茶を淹れると、鮮やかなオレンジ色を放ちます。渋みのある刺激的な味を持ちます。 ディンブラもスリランカの山岳地帯の名前で、そのまま紅茶の名前として使われています。 渋みのないマイルドな味とバラに似た香りを持ちます。 ヌワラエリヤはスリランカの最高地に属する紅茶の産地の名前です。苦みがなく花のような強い香りを持ちます。

●中国

キーマンは世界三大銘茶に数えられています。淡いオレンジ色の紅茶が白いカップの中で佇む様は繊細な楊貴妃のようで、蘭に似たスモーキーフレーバーを持ちます。 他にも、アフリカのケニアでも紅茶は栽培されています。インド、スリランカに並んで、世界三番目の生産量を誇ります。

紅茶の雑学

紅茶の長い長い歴史が見える?

紅茶は、産業革命の時代前後の植民地時代の歴史を脈々と引き継いでいる作物で、どうしても人件費の安い地域で栽培される傾向になります。日本でも一時期紅茶の栽培がなされていましたが、1971年の紅茶輸入自由化以降、国内の紅茶生産は壊滅状態となってしまいました。現在では九州、静岡県、長野県などで生産された国産紅茶がわずかに流通している程度です。 沖縄県は、アッサム地方と気候が似ているとして、紅茶の栽培に2000年頃から取り組み始め、金武町で製造される紅茶が日本の紅茶ブランドとして認定されました。価格や品質の面で、苦戦をしているようですが、紅茶文化が成熟してきている日本においては、紅茶の分類にエントリーしてあげたい気もします。

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